そろそろ屋根の葺き替えを検討している、築年数が経ち老朽化が気になる家の持ち主さん。
屋根の葺き替え工事は、初めての経験だと工程や注意点などがよく分からず不安ですよね。
この記事では、屋根葺き替え工事の全工程を分かりやすく解説することで、読者の方が安心して工事へ臨めるようにサポートします。
屋根葺き替え工事とはどんな工事?
屋根葺き替え工事とは、既存の屋根をすべて撤去し、新しい屋根に交換する工事のことです。
屋根の葺き替え工事は、築年数が経ち老朽化した屋根を新しくすることで、住まいの耐久性を高め、雨漏りや断熱性能の向上、見た目の改善など、さまざまなメリットをもたらします。
葺き替え工事は、屋根の寿命を延ばし、住まいの資産価値を維持する上で重要な役割を果たします。
しかし、屋根の工事には、葺き直しや重ね葺きなど、他の工事方法もあります。
それぞれの工事方法には、メリット・デメリットがあるため、自分の家に最適な方法を選ぶ必要があります。
屋根葺き替え工事の7工程を解説
屋根葺き替え工事は、足場架設から始まり、既存屋根の撤去、下地補修、防水シートの敷き、新しい屋根の設置、板金・雪止めの設置、足場解体という7つの工程で構成されます。
1:足場架設
工事を行うために、まず最初に足場を組みます。
足場は、屋根に安全にアクセスするために必要なもので、近隣の住宅や通行人に配慮して設置されます。
2:既存屋根の撤去
足場が組み終わったら、既存の屋根材を撤去します。
屋根材の種類や劣化状況によって撤去方法は異なります。
3:下地補修
既存の屋根材を撤去した後は、下地の状態を確認し、必要に応じて補修を行います。
下地は、屋根材を支える重要な役割を担っているため、しっかりと補修することが大切です。
4:防水シートの敷き
下地が補修されたら、防水シートを敷きます。
防水シートは、雨水が屋根裏に浸入するのを防ぐためのものです。
防水シートは、屋根材の下に敷かれるため、目に見える部分ではありませんが、重要な役割を担っています。
5:新しい屋根の設置
防水シートが敷かれたら、新しい屋根材を設置します。
屋根材の種類は、瓦、スレート、金属など、さまざまな種類があります。
屋根材の種類によって、耐久性や価格、デザインなどが異なります。
6:板金・雪止めの設置
屋根材が設置されたら、板金や雪止めを設置します。
板金は、屋根材と壁の隙間を塞ぎ、雨水が浸入するのを防ぐためのものです。
雪止めは、雪が積もる地域で、雪が滑り落ちるのを防ぐためのものです。
7:足場解体
すべての工程が完了したら、最後に足場を解体します。
足場が解体されたら、工事は完了です。
まとめ
屋根葺き替え工事は、住まいの耐久性を高め、雨漏りや断熱性能の向上、見た目の改善など、さまざまなメリットをもたらします。
屋根葺き替え工事は、7つの工程で構成され、それぞれの工程には注意点があります。
この記事を参考にして、屋根の葺き替え工事を検討してみてください。