スタッフより
調布市にお住まいのY様邸に屋根の修理に行って参りました。
修理個所は屋根の細かい修理箇所とメインは破風板と鼻隠しの劣化の修理に行って参りました。
破風板や鼻隠しと聞いても、なかなかピンと来る方は少ないと思います
屋根の先端部分で、横板状の部材を鼻隠し(地面に対して水平になる部分)といい、樋がつかない方の先端の板を破風板(三角形の部分)といいます。
似ていますが、ちゃんと名前があるんです
今回は鼻隠しの役割について少しお話します。
~鼻隠しの役割~
■鼻隠しがないと、屋根内部に雨水侵入。
■雨漏りや腐食の原因。
■屋根内部の垂木間の空間に直接風が吹き込んでしまい、屋根に浮力を持たせてしまう。
(台風時などに大きな被害を受ける可能性が高くなる)
■屋根内部の木材の切り口を隠しす役割(見た目を良くする役割)
■雨樋の支持金具を取り付ける箇所。
(もしも鼻隠しが無い場合は垂木の切り口部分でしか、支持金具が付けられずキチンと雨樋を取り付けられない可能性大。)
知らない部位でも、立派な役割を果たしており重要な箇所でもあります。
ご自身で確認する時は鼻隠しも忘れずに、無理しない程度で確認してみてください。
被害が大きくなると、1部だけの修理では効かなくなる箇所ですので定期的なメンテナンスをおすすめ致します。