スタッフより
ここ数ヶ月は全国で地震が頻発しています。
日本瓦屋根住宅にお住いの中野区T様邸ですが、老朽化が進むにつれて耐震リフォームを考えるようになったという事でした。
そこで検討するのは屋根の葺き替えです。
日本瓦という事で建物の頭が重くなり建物全体にかかる負担を軽減する事が期待できます。
また築32年という事もあり、現在と違う方法や素材で防水処理している可能性があります。
防水シートも年々機能性が増し、30年以上前のものとでは防水性が違っているので、それを交換するだけでも屋根リフォームをする意味があるのです。
屋根材選びは、それぞれの特徴をふまえて選ぶ事が大切です。
ガルバリウム鋼板の機能を持った瓦風の屋根というのもあるので日本家屋の雰囲気を壊したくない住宅にはピッタリです。
現在の主な屋根材はガルバリウム鋼板、スレート、瓦です。
□ガルバリウム鋼板
アルミニウム・亜鉛・シリコンからなるメッキがついた鋼板。耐久性に優れているうえに丈夫です。屋根材の中では最軽量で施工しやすいので、どのような形状にも対応できます。
□スレート
合成繊維とセメントを混ぜ、薄い板状にし表面を塗装したもの。軽量のうえカラーも豊富で、和洋どちらの家にも合います。性質上、割れ易く塗装が剥げやすいので定期的なメンテナンスが必要です。
□瓦
粘土を焼いたもので日本では古くから使用されています。退色もなく耐久性に優れています。重量がかなりありますが、瓦自体のメンテナンスは少なく済みます。
それぞれの好みやメリット・デメリットを踏まえながら、時代や異常気象も踏まえて検討する事が大切です。
天災での雨漏りは、火災保険が適用されるケースがあります。
ただし経年劣化が原因の雨漏りには適応されません。
この判断は難しいものですので一度ご相談ください。
LOVE STYLEでは7m以上の高さまで屋根調査が可能です。
屋根のプロによる無料診断を是非ご活用ください。