スタッフより
昨日の続きになります。
このような事例は他にもあります。
杉並区のK様の築15年の住宅もその一例です。
壁から雨漏りがするという連絡をいただきました。
ハイサイド窓と連窓が上下に並ぶ外壁のサイディングを剥がして
みたところ、胴縁と透湿防水シートに染みが見つかりました。
透湿防水シートをめくると、腐朽が進んでいる構造材も確認できました。
雨水はハイサイド窓の外周部から侵入していました。
構造材の腐朽が最も著しかった箇所は、ハイサイド窓と連窓との間でした。
縦胴縁の取り付け方に注目すると、ハイサイド窓の上部では3cmの
隙間を設けていましたが、下部では窓枠にぶつけていました。
本来は窓周りの縦胴縁は上下とも3cmの隙間を開けるべきなのです。
著しい腐朽の原因はハイサイド窓からの雨水の侵入と窓下部に隙間がないことによる通気の悪さやその他色々な不良が重なったことによるものです。
連窓の下部もハイサイド窓と連窓の間ほどではないですが、構造材は
腐朽が進んでいました。通気層が連窓で遮られて、上方向に抜けない
状態だったことが原因だと思われます。
このように窓まわりの胴縁に設けるべき3cmの隙間の取り方が不適切な住宅
の雨漏り事例は少なくありません。
ご相談だけでもお気軽にどうぞ!
ドローンによる屋根点検も好評です!
メールアドレス https://www.lovestyle-tokyo.com/
フリーダイヤル 0120ー494ー978
ご連絡お待ちしてます。