渋谷区でパラペット壁止まり軒部からの雨漏り　-2-

昨日の続きになります。
２つ目は雨押さえの防水納まりのミスです。パラペット側に張り上げた
ルーフィングの高さが250ｍｍ未満で外壁の透湿防水シートを雨押さえに張りさげて
いあに状態でした。そのため、ルーフィングと透湿防水シートの隙間から
躯体側へ雨水が浸入しやすくなっていました。
３つ目は、湿気を逃がす機能を備えている透湿ルーフィングを使っていたにもかかわらず
立平ふきの鋼板を透湿ルーフィングと密着する仕様にしたことです。立平ふきの鋼板と
密着する透湿ルーフィングから湿気が逃げず、野地板の劣化と腐朽を招きました。

既存の外壁のまま雨漏りのリスクを減らすには、排水性を改善する必要があります。
片流れ屋根の勾配を逆向きにして、水下側に位置する既存のパラペットを
撤去します。鋭角のパラペットと屋根の取り合いは納まりが複雑になるので、
排水性の良い屋根葺き材を選定します。
雨押さえの納まりは屋根のルーフィングと壁の透湿防水シートを重ねて連続させる必要があります。ルーフィングを高さ250ｍｍ以上でかつ雨押さえ上端より50ｍｍ以上張り上げ、透湿防水シートは雨押さえまで張り下げます。さらに、透湿防水シートを両面粘着防水テープで雨押えに留めて隙間をなくします。屋根葺き材とルーフィングが密着する仕様では
防水性と耐久性の高い改質アスファルトルーフィングがおススメです。

ご相談だけでもお気軽にどうぞ！

ドローンによる屋根点検も好評です！

メールアドレス　https://www.lovestyle-tokyo.com/

フリーダイヤル　0120ｰ494ｰ978

ご連絡お待ちしてます。