スタッフより
昨日の続きになります。
3つ目は、化粧梁の4面をモルタル直張りで仕上げていたことで、モルタルのひび割れと梁の
腐朽を早めたことです。モルタル直張り仕上げは波形ラスを留めるステーブルが
アスファルトを貫通するので、ステーブル穴から浸透した雨水が梁に染み込みます。
アスファルトフェルトは透湿抵抗が高いので、湿潤した梁は乾燥しにくくなります。
モルタルは現場調合普通モルタル、既調合軽量セメントモルタルのいずれのタイプでも浸透性の高い材料なので、仕上げ塗料を施すとしても水平な梁上面の仕上げには適しません。
屋外に梁を露出させる場合、化粧梁を屋根の破風た水切りと鑑賞しない位置に
設けることが重要です。また、躯体の梁を外壁に貫通させず、躯体から切り離して外付けすることも大事です。そのうえで、梁の上面に金属製の笠木を設置します。
笠木と外壁の取り合い部は、笠木メーカーの指定する施工方法でシーリングの底目地を設け、シーリングを笠木の下端まで入念に充填します。
梁をモルタルで仕上げる場合は、梁の腐朽を防ぐために通気構法とします。
梁の下側に取り付ける水切りも重要です。モルタルが接する部分に絶縁テープを
を施したモルタル専用の通気水切りとします。水切りの下部から通気をとることができ、モルタル定規も兼ねるので、防火上必要なモルタル塗厚を簡単に確認できます。
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