スタッフより
渋谷区のR様から屋根の修理の依頼がありました。
R様のお宅の屋根は現在瓦屋根ですが、今回ガルバリウム鋼板の屋根に葺き替えたいとのことです。
最近、ガルバリウム鋼板屋根が普及していると感じます。
日本の屋根材を取り巻く状況が様変わりしているようです。
今まで耐久性で最も信頼されていた粘土瓦が急激に需要が減ってきているのです。
さらに、1990年代半ばに5割近いシェアを占有したスレート瓦も、
当時ほどの勢いはありません。
その代わり、急激にシェアを伸ばしているのが金属屋根材なのです。
昔のトタン屋根(亜鉛鉄板)は安価でかなり普及しましたが、
ガルバリウム鋼板が出てきてから、急激に人気が出て、シェアを拡大している
のです。
ガルバリウム鋼板屋根はトタン屋根の3~6倍の耐久性を持ち、
アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%の組成で作られています。
1972年にアメリカで開発され、日本では1982年に販売が開始されました。
特に屋根や外壁材として、その耐久性と美観から高い評価を受けています。
日本金属屋根協会によると2020年の金属屋根出荷トン数の94%がガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板のシェア拡大により、屋根の形状も変化してきました。
多くの住宅設計者が、緩勾配の片流れ屋根にガルバリウム鋼板を
採用し始めたのです。2002年に2%に過ぎなかった片流れ屋根が
近年では約3割にも及びます。
明日に続きます。
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