スタッフより
港区のN様から所有しているアパートの屋上パラペットの立ち上がり部(出隅部)
のモルタル笠木にひび割れ、剥離、剥落があるとの相談をうけました。
調べてみますと、躯体の挙動による構造亀裂のためモルタル塗り層に
ひび割れが入ったものと思われました。
出入りのある外壁面では躯体の挙動が出入隅に負担を与えます。さらにパラペット天端および側面に塗られたモルタル塗り層の伸縮挙動の影響が出入隅に
集中して、モルタル層のひび割れや剥離に至ったものだと考えられました。
補修は以下の手順で行います。
1.当該部分のモルタルを除去し、躯体コンクリートにひび割れがある場合は、
エポキシ樹脂を注入した後、モルタルを再塗布する。
2.笠木および立ち上がりモルタルの出入隅部に伸縮調整目地を設ける。
3.周辺のモルタル剥離部は、アンカーピンニング全面樹脂注入工法で補修する。
また、補修の際には以下の点を留意します。
1.モルタル塗り笠木および立ち上がり面モルタルには長さ方向および出入隅部に
伸縮調整目地を設ける。
2.モルタル塗り笠木と立ち上がり面モルタルは一体塗りとせず縁を切る。
3.笠木は金属笠木とすることが望ましい。
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