［斜めになった換気口は雨水の吹き上げに注意］＞大田区

斜壁は屋根として考えて屋根材で仕上げるか防水処理が必要です。
見た目重視や予算の都合で外壁と同様に仕上げると雨漏りが発生し、予算以上の費用がかかってしまう事もあります。
また斜壁が繋がる垂直の外壁にも雨水が直接当たる事にもなり、きちんとした防水処理と定期点検が必要になります。
見た目よりも雨漏りを止める事を優先するのなら金属屋根を葺いたり、板金で覆われた笠木を新設するという方法もあるので、同じような状態でお悩みの方は多いかもしれません。

大田区のU様邸は3階の外壁が斜めになった斜壁です。
3階建て以上になると境界線の距離によって斜線制限があるので、このような斜壁の建物を見かけます。
U様邸ではサッシ付近からの雨漏りが発生したと言う事で調査の結果この斜壁からの雨水侵入と判明しました。
屋根とほとんど変わらない角度で設計では外壁として扱われるので、下地に屋根用の防水処理も施されていないままになっている場合もあるのです。
また換気口が真下ではなく斜め向きになっているので、雨水の吹き上げも警戒しなくてはいけません。

天災での雨漏りは、火災保険が適用されるケースがあります。
ただし経年劣化が原因の雨漏りには適応されません。
この判断は難しいものですので一度ご相談ください。
ご自分で火災保険の申請する時間が無かったり書類を書くのが大変という方のために申請代行も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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