渋谷区で外壁タイルの点検

ご住所
東京都渋谷区
ご依頼内容
外装塗装(屋根・外壁)
使用材料

スタッフより

渋谷区のK様から、外壁のタイルが老朽化しているため点検をして欲しいとの
依頼がありました。今の時点では雨漏りはないそうです。
外壁タイル張りで問題になるのが、タイルの剥離や落下事故です。
人通りの多い道路に面しているので、タイルの落下は人身事故につながります。
2008年4月に建築基準法施行規則の改正により。タイル外壁の定期的な全面打診調査が義務付けられました。危険な状態を放置したり安全対策を講じていない場合、建物の管理者はその事故や財産侵害に対して損害賠償の責任を負うことになります。
なので、タイル外壁は定期的に点検する必要があります。点検方法は、タイル外壁全面を打診ハンマーという専用工具で叩き、タイルが浮いていないかを調査します。
打診調査の見落としはタイルの落下に直結するため、念入りに行う必要があります。
タイル外壁の「浮き」の補修方法は、下地モルタルの「浮き」と同様に2通りあります。
1つは浮いたタイルを剥がし、新たにタイルを張り直す方法で、もう一つが
浮いたタイルを残したまま「浮き」部分にエポキシ樹脂系の接着剤を注入するなどしてタイルの剥落を防ぐ方法です。下地モルタル同様に「アンカーピンニング工法」が採用される場合もあります。
またALCパネル外壁タイル張り仕上げにはALCパネル特有の問題があります。
建物のコーナー部分において大きなクラックが発生しやすい特徴があります。
これはコーナー部分においてALCパネルのジョイント部で大きな建物の動きが発生することが要因です。外壁メンテナンスの際には、このコーナー部分に亀裂誘発目地を
新設する必要があります。大きな建物の動きが発生することを前提としてあらかじめ目地を作りシンーリング材を打設しておくことで、タイルやライル目地にひび割れが発生することを予防します。

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