外壁の色選びは、家の印象を大きく左右します。
そのため、美しい色を選ぶだけでなく、汚れや劣化の目立ちにくさも重要なポイントです。
この記事では、外壁の色選びにおいて、汚れが目立ちにくい色と目立ちやすい色について解説します。
この記事が家づくりの参考になれば幸いです。
□外壁の汚れが目立たない色
外壁の色で最も重要なのは、日常の汚れに強いことです。
以下は、汚れが目立ちにくい色の代表例です。
1:グレー(灰色)
グレーは無機質でスタイリッシュな印象を与え、都会的な外観を演出します。
特に薄いグレーは、煤煙や黄砂の汚れが目立ちにくいため、都市部におすすめの色です。
2:アイボリー(象牙色)
アイボリーは高級感を演出し、落ち着いた印象を与えます。
黒土の汚れが目立ちにくく、和風住宅にも適しています。
3:ベージュ(うすくて明るい茶色)
ベージュは汚れが目立たず、ツートンカラーとの相性も良好です。
ナチュラルで優しい雰囲気を醸し出し、幅広い建築スタイルにマッチします。
4:ブラウン(茶色)
ブラウンは赤土の汚れに強く、大自然のぬくもりを感じさせる色です。
レンガ調の仕上がりで、おしゃれな外観を実現できます。
5:グリーン(苔色)
グリーンは藻やコケの汚れが目立ちにくいため、湿気の多い環境に適しています。
自然との調和を図る外観に最適です。
□外壁の汚れが目立ちやすい色
逆に、以下の色は汚れが目立ちやすく、注意が必要です。
1:ホワイト(白色)
ホワイトは清潔感があり、モダンな印象を与えますが、汚れや劣化が目立ちやすい色です。
白色に少し色をつけると汚れが目立ちにくくなります。
2:ブラック(黒色)
ブラックは重厚感と都会的な雰囲気を醸し出しますが、黄砂やカビなどの汚れが目立ちやすいです。
また、劣化にも弱いため注意が必要です。
3:レッド(赤色)
情熱的で活発な印象のレッドは、粉塵や黄砂の汚れが目立ちやすく、紫外線による色あせも懸念されます。
4:ブルー(青色)
青色は誠実さを象徴しますが、粉塵や黄砂の汚れが目立ちやすく、紫外線による色あせのリスクがあります。
□まとめ
今回は、外壁の色選びにおいて、汚れが目立ちにくい色と目立ちやすい色について解説しました。
外壁の色選びは、美しさだけでなく、汚れの目立ちにくさも重視することが重要です。
汚れに強い色を選ぶことで、長期間にわたって美しい外観を保てます。
自宅の周辺環境や建物のスタイルに合わせて、最適な色を選びましょう。