外壁補修でモルタルを美しく保つためのポイントはある?

モルタル壁は継ぎ目がなく、美しい仕上がりが特徴で、人気の外壁材の1つです。
魅力的なモルタル壁ですが、工程が複雑でコストが高くなる傾向や経年により防水性が低下するため、長持ちさせるには定期的なメンテナンスが欠かせません。
そこで今回は、モルタル外壁の基本知識と、メンテナンスの重要性を解説します。

□モルタル外壁の基本とメンテナンスの重要性とは?

モルタルは水とセメント、砂を混ぜ合わせた建材で、外壁に多用されています。
乾燥後には美しい色味が現れ、多様なデザインに対応できます。

しかし、防水性に難があり、汚れやすい特徴ももつもの。
そのため、適切な塗装と定期的なメンテナンスが欠かせません。
外壁材をモルタルにするメリットとしては、サイディングのような継ぎ目ができないことや味わい深い仕上がりになること、壁表面が熱くなりにくいことなどが挙げられます。

加えて、ひびが入っても自分で補修しやすい点もメリットの1つです。

反対にデメリットは、経年の汚れが目立ちやすく、万が一ひびが入ると防水性が落ちてしまうことです。
小さなひびが入ったらすぐ補修する、定期的に壁表面を掃除することにより、デメリットを小さくできます。

リスクを最小限にするためにも、モルタル外壁には定期的なメンテナンスが欠かせません。

◻外壁のモルタル劣化のサインと対応策を解説!

修理が必要になるモルタル外壁の主な症状は、以下の3つです。

1.色あせ・チョーキング
2.ひび割れ
3.ふくれや浮き

モルタル外壁はどのようなときに修理が必要になるか確認しておくことで、悪化を未然に防げます。
以下にて、モルタルの劣化症状と、対応策について紹介します。

1:変色

紫外線や雨風による色褪せや光沢の喪失が生じます。
軽度であれば、DIYでの塗り直しが可能ですが、広範囲や高所の場合はご自身での修理は控えましょう。

2:カビ

陽の当たらない湿気の多い箇所では、カビやコケの繁殖が起こりやすいです。
カビ除去後の再塗装で繁殖を抑制します。

3:チョーキング

手に白い粉が付く現象は、塗膜の劣化のサインです。
塗膜が剥がれ、モルタル自体がダメージを受ける前に再塗装が必要です。
張り替えまでいくと費用が大きくなるため、モルタル外壁の劣化が耐用年数よりも早まらないように定期的なメンテナンスをおすすめします。

□まとめ

モルタル外壁は美しさと個性を持つ外壁です。
一方で、美しさや機能性を保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
変色やチョーキングなど、劣化のサインを見逃さず、適切なメンテナンスで長持ちさせることが大切です。
屋根修理、雨漏り修理、塗装・葺き替えでお困りの方は当社までご相談下さい。
モルタル外壁の魅力を保ち続けるためにも、これらのポイントを意識しましょう。

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