スタッフより
中野区のC様邸では普段あまり使っていないクローゼットにいつの間にか雨水が侵入して発見が遅くなり、すでにカビが発生していました。
雨降りのあと晴天が何日か続くと雨水が自然に乾いて、雨漏りしている事に気付かない場合があります。
雨漏りは雨天が続いた時に乾き切らなくなった雨水が目に見える所に出てきたに過ぎません。
最近では寒くなり乾燥しているので、梅雨時より警戒心が薄くなってしまうのですが、カビは死滅するかというと、そうではありません。
雨漏り後にカビが発生してしまった壁紙は、殺菌、防カビ処理と張り替えの必要があります。
たくさん荷物が詰まった押入れや壁紙の裏など、普段は見えない所でカビ菌が増え続ければ、臭いになって現れた時までカビに気づかない事がほとんどです。
そうなる前に、雨漏り跡を発見したら放置せず早めに雨漏り修繕しましょう。
カビは温度と湿度に加えて、アカや食べカスがある場所に特に多く、この条件が揃えば、どこにでも発生します。
お風呂、キッチンだけでなく、雨漏り後の木材や壁紙は特に発生しやすい条件が揃っています。
見た目の汚れだけでなく、アレルギーや鼻炎を引き起こし、更にシロアリを呼び寄せる事もあります。
雨天の時は洗濯物を室内に干す方も多いと思いますが室内干しは部屋の湿度が10%上がると言われています。
そうなるとカビ発生の好条件が揃ってしまいます。
換気扇や扇風機を回したり、エアコンのドライモードを活用するなど、少しでも湿度を下げる工夫が必要です。