コーキングのひび割れは無視できない問題ですよね。
特に、家のメンテナンスに自ら手を加えたいDIY愛好者や、専門会社に依頼する前に基本的な知識を身につけたい方には、気になるものです。
この記事では、コーキングのひび割れの種類とそれぞれの緊急性やDIYでの補修方法を解説します。
ぜひ参考にしてください。
□コーキングのひび割れの緊急性を理解する
コーキングがひび割れしている場合、緊急度に合わせた対策を講じることが大切です。
*緊急性が高い場合
コーキングに直接ひび割れが生じた場合、その緊急性は極めて高いです。
紫外線や気温変動によってコーキングが硬化し、ひび割れが進行すると、雨水が外壁内部に侵入する危険性が増します。
このような状態が続くと、外壁材や内部の木材が腐朽し、修繕費用が数十万~百数万円にも上る可能性があるため注意しましょう。
早急な対処が求められるため、ひび割れを発見したら速やかに補修作業を行うことをおすすめします。
*緊急性が中の場合
新築やコーキング交換から1年未満でひび割れが発生した場合、施工不良や製品不良の可能性が高いです。
このような場合は、工事を行った会社に即座に連絡を取り、点検を依頼することが重要です。
先延ばしにすると、経年劣化として扱われ、対応が難しくなる可能性がありますよ。
ひび割れを発見したら、写真に残しておくこともおすすめです。
*緊急性が低い場合
コーキング上の塗装がひび割れた場合、緊急性は低いです。
このひび割れは、コーキングが地震や風による揺れに対応しているため、塗装が伸び縮みしないでひび割れることが多いです。
基本的には、コーキング自体にひび割れがなければ雨漏りの心配はありません。
しかし、見た目が悪くなるため、気になる方は補修を行いましょう。
□コーキングのひび割れを補修するには
コーキング上の塗装がひび割れた場合、手が届く範囲であればDIYでの補修が可能です。
必要な道具は、補修用の塗料、ハケ、そしてマスキングテープです。
補修作業は、まずひび割れた部分の汚れやホコリを落とし、補修用の塗料を塗りましょう。
2から3時間の乾燥時間を確保し、その後完成です。
また、コーキング自体にひび割れが生じた場合、専門会社への依頼が必要です。
この場合の補修は、コーキング材、コーキングガン、コーキングカッター、マスキングテープ、ヘラ、プライマー、ハケなど、多くの道具と専門的な技術が必要です。
専門会社に依頼することで、確実な補修ができますよ。
当社も、コーキングのひび割れの補修に対応しておりますので、ぜひお問い合わせください。
□まとめ
コーキングのひび割れは、その緊急性によって対処法が異なります。
緊急性が高い場合は早急な対処が必要であり、中程度なら業者による点検、低い場合はDIYでの補修もできます。
緊急性を正確に判断し、適切な対処を行うことで、家の安全と美観を保てますよ。
何かお悩みの方は、ぜひ当社までご相談ください。