スタッフより
渋谷区のU様から雨漏りのご連絡がありました。U様のお宅は木造3階建てです。
東京23区内の戸建ては3階建てが多いですが
実は3階建て戸建住宅特有のトラブルがあるのです。
それは軒天井と外壁の納まり部分からの雨漏りです。
なぜなら3階建てになると吹上が予想以上に激しく、
軒天井と外壁を突き付けただけの納まりでは、雨漏りが
防止できないからです。雨漏りを防止するには、軒天井と外壁の間に先張りの
防水シートを張って、外壁の防水シートと連続させる方法があります。
しかし、そこまで徹底されている設計者や工務店が少ないのが現状です。
また、屋根裏換気のために軒天井に取り付ける通気口も雨の侵入箇所になります。
特に、不燃ボードに穴をあけた通気口は、ボードの面積が広いため吹き上げた雨が入りやすいです。樹脂製や金属製の幅の狭い通気口を軒の先の方に
取り付けることが抑止力になります。
木造3階建ては、たとえ構造的に問題がなくても、雨漏り対策が甘い場合が
散見されます。
高層化すればするほど、より念入りな対策が必要になるのです。
大手ゼネコン施工の木造建築物は今後どのようになっていくのか、
案じているのは私だけでしょうか?
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