スタッフより
昨年に、台風によって損傷した屋根は火災保険が適用になると
お話ししました。なので、杉並区のF様より、雪で損傷した場合はどうなのか?
と質問をうけました。雪災によって、火災保険が適用になるケースをまとめて
みました。
(1)雨漏り
屋根の谷部などは雪が滞留しやすいです。
排水性が悪い雪解け水の影響で雨漏りが発生する事例があります。
ただし、この補償は突発的な積雪の場合に限られています。
長期的な雪解けによる雨漏りを認めていない保険会社もあります。
雨漏りの場合は、屋根瓦の葺き替え工事費を保険会社に請求します。
(2)屋根の損傷
大雪で屋根に加重がかかり軒先がゆがんだり、2階からの落雪により1階の屋根瓦が
損傷したりすることがあります。
屋根が損害した場合は、屋根瓦の葺き替え工事費を保険会社に請求します。
(3)雨樋の損傷
積雪による雨どいの歪みは、相談の中でも多いケースです。
保険会社に証明しやすい被災なので、ほとんどのケースで保険金は支給されます。
雨どいの交換は足場工事が必要になるので、保険会社に修理費用の申請をする際は
必ず足場工事代金を含めた雨とい修理費用を請求しましょう。
(4)その他
大雪の影響でカーポートが倒壊したり、テラスのポリカーボネート材に穴があいたなどのケースも
対象になることがあります。
アンテナの修理・交換も雨とい同様、保険会社に修理費用の申請をする際は必ず足場工事代金を含めた
アンテナ修理費用を請求できます。
契約内容によっては、適用されない場合もあるので、ご契約の火災保険の保証証券を
ご確認ください。