スタッフより
杉並区のF様のお宅は、築8年の木造一軒家です。雨が降った後に、
ベランダの排水溝付近からの雨漏りを感じることが時々ある、
ということで連絡をいただきました。
おそらく新築の防水工事の完了後から、雨天が続いたために排水溝の入隅部の
ピンホールから侵入したのではないでしょうか?
一般的にFRP防水の施工では、入隅部分が直角ですと、
ガラスマットの積層時に脱泡しにくく、防水層にピンホールを残し
てしまう場合があります。入隅部分には面木、あるいはパテなどに
より面取りを施し脱泡性を向上させるのが良いです。深い溝や幅の
狭い施工箇所では、脱泡作業が難しいです。特に雨水が集中する排
水溝では注意が必要になります。今回のような雨漏りを避ける方法を挙げて
みます。
1.排水溝の清掃:
ベランダの排水溝を定期的に清掃し、詰まりを取り除きます。詰まりがあると、
雨水が流れずに溢れてしまう可能性があります。排水溝をクリーニングブラシや
ホースで洗浄し、詰まりを解消しましょう。
2.シーリング剤の使用:
排水溝周りやベランダの防水層にシーリング剤を使用することで、雨水が漏れ込む可能性を減少させることができます。シリコンシーリング剤などの防水性の高い製品を選んで使用し、隙間や亀裂を密封します。
3.排水溝の保守点検:
排水溝やその周辺の状態を定期的に点検し、劣化や損傷があれば修理または交換を行います。
特にシーリング剤の劣化や排水溝のふたの状態を確認しましょう。
4.雨水の流れを調整:
ベランダの雨水が排水溝に集まるように、ベランダの傾斜を調整することができます。
雨水が正しく排水溝に向かうように、傾斜を設定することが重要です。
5.防水層の修復:
ベランダの防水層が劣化している場合、雨水が浸透しやすくなります。防水層が傷んでいる場合は、専門家に相談し、修復または再防水を行ってください。
6.雨水を逃がす仕組みの設置:
排水溝の他に、雨水を逃がす仕組みを設置することも考えられます。雨水を受けるバケツやドレインパイプを設置し、雨水を排水溝に誘導することができます。
排水溝からの雨漏りは、防水対策や定期的なメンテナンスによって大部分が防ぐことができますが、雨漏りが深刻な場合は専門家に相談し、適切な修理を行うことが重要です。
ご相談だけでもお気軽にどうぞ!
ドローンによる屋根点検も好評です!
メールアドレス https://www.lovestyle-tokyo.com/
フリーダイヤル 0120ー494ー978
ご連絡お待ちしてます。