スタッフより
建物は新築で建てたままキープできれば一番いいのですが、そう言うわけにはいきません。
天候や気温や立地に影響されて日々経年劣化して行くものです。
また厄介なことに全ての部分、素材が同時に傷んでくるのなら、○年ごとに全てを交換!と言うふうに割り切れるのですが、
昨年はこちらに不具合が出たと思ったら、今年はこちらにも不具合が出て、
昨年だったら同時に修理できたのに、、と言う事が起こります。
そうならないために、雨漏り定期点検は3~5年に一度という、
おおよその目安が設けられています。
新宿区のF様邸でも、近年の異常気象が心配で5年ごとだった定期点検を3年ごとにされたようです。
ここで不具合が見つかったり、今後傷みが広がってきそうだと判断されれば、
修繕の検討ができるというわけです。
ただ最近の異常気象を経験すると、今までの概念でいいのかと思う所もあります。
真夏日が90日ほどもあった今年の猛暑は、体だけではなく建物にも様々な影響を与えています。
高温は建物のシーリング、釘穴やトップコートなどに悪影響があり、
多湿で建物内のカビ問題も多くなるでしょう。
今後はますます雨漏り定期点検の重要性が出てくると思います。