スタッフより
ご近所で取り壊しになった家がある。と言うことで
品川区のO様からお問い合わせをいただきました。
最近、特にTVなどでも空き家問題が取り上げられていますよね。
このように、空き家はその周りの環境にも大きな影響を与えてしまいます。
O様も気になっていたらしく、この際に調査をという事でした。
実は、隣家などの影響で、雨漏りその他が原因となり、その他の被害まで、結露やシロアリ発生までも起こってしまう事をご存知でしょうか?
シロアリなんて!?
今時まだあるんですか?
と思うのもわかります。
しかし、時代は変われど、シロアリ被害は空調の整っている今こそ実は要注意なのです。
早速O様宅を拝見すると築年数は古いながら、まさに日本らしいお宅でした。
でも建築時に防蟻処理はしていないと思う との事。
1Fサッシ横の柱の痛みが目立ち、雨水が徐々に染み込んで劣化している危険性が見られました。
更によく見ると、サッシ横の柱の痛みは2Fサッシからの雨漏りで、壁内を伝わって1Fまで進んでいたものだったのです。
早速ご説明後に修理依頼をいただき、工事を始めると、やはりシロアリ被害が発生していました。
シロアリはとても湿気を好みます。日本中どこにでも生息している事もあり、100%
防ぐ事は大変難しいと言えます。しかし、表面ではわからないうちに壁内部で柱や梁を食べ進み
気付いた時には被害が拡大している場合もあるのです。
また、シロアリではないヒメアリが湿気を含む壁内に巣を作ってしまう場合もあり、いきなり台所から出てきた。なんて事も。
O様のお宅はまずはシロアリを排除する作業を行い、その後防蟻材剤処理、通気と防水を兼ね備えた処置を施しました。
少しでも気になることがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
お気軽にお問い合わせください。