スタッフより
昨年12月に東京都で新築戸建住宅に太陽光パネルの設置が義務付けられる条例が成立されて以来、さらに注目されているエコリフォームですが、足立区のW様邸でも太陽光パネルの設置を検討中です。
ここで注意しなくてはいけない事は、既存の住宅では今の屋根にそのまま太陽光パネルを置けばいいかと言うと、そう簡単にはいかないという事です。
太陽光パネルの設置後から雨漏りがするというご相談は、数年前エコリフォームが注目されると同時に増えているのです。
太陽光パネルの設置を検討中の場合は、先に屋根調査を行う事が必要になります。
まず今の屋根はパネルの重さに耐えられるかという問題があります。
強度が足りない屋根に重い物体が乗ったら屋根に負担がかかり、雨漏りに繋がるのも時間の問題です。
すでに屋根が経年劣化している場合、その屋根にパネルを取り付けてしまったら、元々の屋根の状態が分からなくなってしまいます。
パネル設置後に雨漏りが発生したとしたら、元々の屋根の状態が原因か、設置時に屋根に打ったビスやコーキングの不具合か、はっきりした原因が分からずに修繕費用がかさむ可能性があります。