スタッフより
もうすぐ9月ですが、まだまだ猛暑が続きます。
暑さもそうですが、この湿気の多さが不快だという方も多いのではないでしょうか。
大田区のF様邸では毎日の湿気のせいで雨漏りに気づくのが遅くなったようです。
6月頃からクローゼットが湿気が多いと思っていたのですが、梅雨どきと重なり、最近では亜熱帯のような気候で湿気が多い事に慣れてしまったという事でした。
しかしクローゼットの壁の一部分が異常に湿気が多い事を心配されて調査した所、ベランダからの雨漏りと判明しました。
ベランダの床部分は劣化し、一部隙間ができていました。床部分のトップコートは効力が徐々に弱くなるので、定期的な塗り替えが必要です。
さらに今年の夏のように猛暑が長引くと高温や紫外線、寒暖差なども防水効果が失われる原因になります。
また排水口にゴミや砂、落ち葉などが詰まっていると排水の役割を果たさず、ベランダの床に雨水が長時間留まることになり、劣化していた床部分の隙間から建物内部に侵入して雨漏りに繋がります。台風などの豪雨の時は排水処理が間に合わず、建物内に雨水が入ってくる可能性もあるので注意が必要です。
晴れている時に建物に異常がないかセルフチェックしたり、排水口のゴミを取り除いたりと、日頃からできる雨漏り対策は色々あります。