スタッフより
9月になると台風シーズンの到来で、また新たな台風がトリプルで発生しているようです。
雨量が増える時は必然的に雨漏りについてのお問い合わせが増えるので、早めの備えが大切になって来ます。
台風の時に注意すべき場所は屋根、外壁、換気口、ベランダなどが挙げられますが、垂直に雨水が落ちてくる屋根はもちろん、横方向から暴風とともに吹き付けられる外壁は特にチェックしたい所です。
外壁はサッシや小屋根とのつなぎ目にシーリング材を使用していますが、これが劣化したり、経年でヒビが入っていると雨水が侵入してしまいます。シーリングは外壁より劣化が早いので、外壁リフォームと同時にメンテナンスするのでは遅いのです。
日野市のH様も、外壁と同時でいいと思っていたようで、シーリングが痩せて隙間ができ、雨漏りにつながった事に驚かれたようです。
外壁が10年目安とすれば、シーリングは5年で劣化すると考えていた方が良いでしょう。
少しの隙間でも雨水が侵入し、それに気づかないまま数年が経つと、雨漏りとして表に現れた時には建物内部の腐食が進行していたケースもあります。
定期的な雨漏り調査で雨水を建物内に入れないようにするのが理想です。
台風の時に慌てないように、雨漏りを防止しましょう。