スタッフより
今回はシート防水の張替えではなく、ウレタン防水を塗布する方法を選択しました。
屋上に設置されている太陽光パネルを外すことなく作業ができるからです。
架台などの付帯設備を動かさず塗布できるので、今回の修理に適しています。
まず、パラペット部のアルミ笠木を取り外しました。
水が入って浮いているベランダ上部の既存の防水シートをカットし、撤去しました。
コンクリートの下地にはベランダの軒天につながるひび割れがあるので、
それを埋めるために樹脂モルタルで下地を処理し、その上にプライマーを塗布しました。
ウレタン防水は、雨水浸入の原因となったシートの継ぎ目や太陽光パネルの架台の
土台まわりや、シート防水を撤去した部分にまず1層目を塗り込みました。
架台まわりのような凸凹した部分にも塗りやすく、防水層を形成できます。
また、シート防水を撤去した部分に繊維メッシュを入れて補強をしました。
パラペット部の天端にもウレタンの塗膜が一体となるようにしました。
雨漏りしていない部分は、既存の防水シートの上からウレタン防水を塗布しました。
まず高圧洗浄で表面の汚れを取り除きました。プライマーを塗布し、
太陽光パネルの架台の下も連続した塗膜防水層ができるようにパネル下の狭い
部分にももぐりこんで塗布しました。
補修のたびに、太陽光パネルを架台から外すとなると大掛かりな工事になってしまいますから。
仕上げに適切な厚みとなるようにウレタン防水を2度塗りしました。
その後ウレタンの紫外線劣化を防ぐトップコートを塗布し、パラペットの笠木を復旧させました。
今後は屋上に太陽光パネルをの架台などの付帯設備を設置する際には、
屋上防水のメンテナンスが用意にできるような仕組みが不可欠でしょう。
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