スタッフより
最近は、めっきり寒くなりましたね。気象庁でもこの冬1番の寒さ
だと報じています。寒くなると、体がどうしても硬直し、ケガを
しやすくなります。高いところに登る我々は特に注意が必要で、
これからの季節はますます緊張感が増しますね。さて、今回は、
最近相談が増えてきた結露関連です。
杉並区I様のお宅は在来軸組広報2階建て住宅です。入居後まもなく
して1階の和室の押入れの天井にシミがあるのを見つけたそうです。
そしてまもなくするとカビも生えてきたというので連絡をください
ました。
調べてみますと、押し入れ上部にある2階トイレに通じる
給水管に防露措置が施されていませんでした。冷たい水が通る給水管
表面に結露が生じ、結露水が天井に垂れたのです。そこで、対応策
として、給水管結露防止のために管を保湿剤で被覆しました。厚さ
20mmのグラスウールの保温筒を用い、ビニールテープを3分の1
程度重ね合わせながららせん状に巻いて防露措置を施しました。
保温筒としては、他にもロックウールやポリエチレンフォームなど
用いたものがあります。