壁面緑化について③＞新宿区F様邸

「1年中みどりに覆われて過ごしたい！」とF様が壁面緑化を検討中です。
前回、壁面緑化のデメリットをF様にお伝えした話をしましたが、
その中にで『枯れたら撤去がめんどくさそう』という所が気になっていらっしゃしました。
F様が育てていたゴーヤやヘチマ、朝顔などは1年草なので夏を過ぎると枯れてしまいますが、
常緑樹の多年草にすれば、1年中みどりに覆われて過ごす事も夢ではありません。

壁面にネットやワイヤーを取付けて、植物を上へ登はんさせるのですが、
その中でも育てやすく、どんどん生長するのがアイビーやヘデラ類です。
日光があまり当たらない場所でも育つので、初心者向きです。
ナツヅタなどは紅葉するので、色の変化も楽しめます。

花が咲くハゴロモジャスミンは緑色からの変化が1年中楽しめそうですが、
香りが強いので好き嫌いが別れそうです。
アイビーやヘデラは、ホームセンターの植物コーナーや園芸店、雑貨屋などで
比較的いつの季節も手に入りやすい植物なので、実際に見てお好みの色や形を選ぶといいでしょう。
できれば数種類の混植にすれば、ひとつが育成が遅かったり枯れてしまったとしても
壁面の土台が丸見えになる事を避けられます。
夏に花が咲く種類と、秋に花が咲く種類を一緒に植えても楽しいでしょう。
また、登はん形状が上部が密になりやすいものと、下部が密になりやすい種類があるので
混ぜて植えると、壁面全体が植物に覆われます。

壁面緑化や外壁リフォームについてはお気軽にご相談ください。