スタッフより
屋上緑化とともに注目されている「壁面緑化」をご検討中のF様が、
『良い事もたくさんあったのですが、枯れてしまった時の処分が大変だった』と言う事です。
前回はメリットをあげてみましたが、今回は壁面緑化のデメリットも考えてみたいと思います。
ヒートアイランド現象の緩和や省エネなど、メリットがたくさんの壁面緑化ですが、
植物は生き物なので、植えたら植えっぱなしと言うわけには行きません。
水も与えなければ枯れてしまいますし、間延びしたらトリミングも必要です。
春夏は虫がつく場合もあり、秋冬は葉も落ちてくるでしょう。
植物はそうなるのが当たり前なので、そのつどメンテナンスをすれば問題ないのですが、
そのまま放置すると、壁面に何もしていない時より見栄えが悪くなります。
さらに、手を加えないまま生長した場合は高所での剪定が必要になってきます。
害虫駆除のために薬品を使用する事も考えておかなくてはなりません。
大量発生した場合は、ご近所にも迷惑がかかります。
植物の種類によっては吸盤で壁にくっつき、根が出て外壁に食い込み、雨漏りの原因になりかねません。
いずれ取り去る事になった時に、なかなか壁からはがれずに吸盤の跡が壁に残ってしまいます。
壁面緑化を維持するためには、メンテナンスが欠かせないのです。
壁面緑化や外壁リフォームについてはお気軽にご相談ください。