スタッフより
杉並区のT様から雨漏りの連絡がありました。
調べてみますと、化粧スレートのケラバ部分が浸水した様子がうかがえました。
ケラバ部の捨て水切り上で、土、埃が化粧スレートの尻部に詰まっており、
雨水が水切りからオーバーフローしたのです。その水が、釘穴を通して徐々に
野地板に染み込んでいくのです。実際、化粧スレート、アスファルトルーフィングを剥がしてみると、野地板に浸水した跡がみられるのです。
野地板の含水による雨漏りは、以下のような現象が見られます。
1.雨水の浸透: 野地板(地面)が十分に浸透性のある場合、雨水は地面に浸透し始めます。
しかし、土壌や地盤の含水率が高い場合、水は浸透せずに地表に留まる可能性があります。
2.地面の飽和: 長時間にわたる降雨や土壌の含水率の高さにより、地面が飽和状態になります。
これは、地面が水を吸収する能力を超えて水分を保持している状態です。
3.地面からの浸透: 地面が飽和状態になると、余分な水分は地面から浸透しようとします。
野地板の下にある建物や構造物の基礎部分は、通常、地下への浸透を防ぐために防水処理が施されていますが、完全に防水されていない場合や老朽化している場合、水分が建物内部に浸入する可能性があります。
4.建物内部への浸透: 地面からの浸透した水分は、建物の地下室や地下階に浸透し、雨漏りの原因となることがあります。水分は壁や床の隙間や割れ目を通じて侵入し、内部の空間に漏れることがあります。
野地板の含水による雨漏りは、地面の含水率や浸透性、建物の基礎の防水処理の状態など、さまざまな要因によって影響を受けます。建物の設計や地盤の管理など、適切な対策が必要です。
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