スタッフより
昨日の続きになります。
塔屋出入り口の扉枠周辺の外壁材を端から約20cmカットして上部と
左右の外壁材を部分的に撤去しました。
下方のFRP防水の立ち上がり部には水切りがありその上に外壁の防水シートが
設置されていました。扉枠の横には外壁用水切りもあり、散水試験で
漏水しなかったのは、立ち上がり水切りと外壁用水切りの取り合い部は
コーキング処理されていたためです。
次に、扉枠の上方を確認すると、外壁用水切りの上端が扉側に折り返しに
なっていました。その折り返しと防水シートの隙間はコーキング処理
されていました。しかし、折り返しは扉枠から少し浮いていました。
その浮きが気になり、折り返しを逆へ曲げてみると外壁用水切りと扉枠に
数ミリの隙間が生じていました。外壁用水切りと扉横枠の表面部分はしっかりと
コーキングされていましたが、扉枠の上にたまった雨水がこの隠れた
隙間に落ちて雨漏りしていたのです。表面からはわからないものの
このわすかな隙間が雨漏りの原因でした。
雨漏り修理は、扉枠上部に板金製の小さな庇を扉枠よりも幅広に入れることで、
扉枠上部に直接、雨掛かりしないようにしました。
まず、扉枠から先端が出る長さの小さな庇を枠上部に接するように設置しました。
その上のカットした外壁材の下端に納まるように水切りを設置しました。
既存の左右の外壁材の取り合い部にも水切りを設置して表面からビス留めして
押さえました。水切りと扉枠の間には寸法に合わせた新しい外壁材を張りました。
扉枠と水切り、小さい庇やビス頭にコーキングを施工しました。
小さい庇を設置すると、扉枠への直接の雨掛かりを減らし、コーキングの
経年劣化が生じても雨漏りしにくい構造になりました。
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