スタッフより
八王子市のR様より、屋根の老朽化が目立つので
葺き替えたいという連絡が入りました。T様の家は瓦屋根で築50年超です。
それまで、一度もメンテナンスしたことが無いそうですから、
いい頃合いではないかと思います。日本瓦屋根の平均寿命は
大体50年前後で塗り替えをする必要も無いことから、長持ちする素材と言われています。
瓦屋根が長持ちする理由はいくつかあります。
1.耐久性:瓦は一般的に非常に耐久性があります。良質な瓦は、風、雨、太陽光、凍結・解凍などの自然の要素に耐えることができます。また、瓦は耐火性が高く、火災のリスクを低減する役割も果たします。
2.通気性:瓦屋根は通気性があります。瓦の間に空気の循環が生じるため、
湿気がこもりにくく、カビや腐敗のリスクが低くなります。通気性があることで、屋根下の温度を調節し、建物内部の快適性を向上させる効果もあります。
3.修理と交換の容易さ:瓦は個別に交換することが比較的容易です。
もし一部の瓦が損傷した場合、その瓦だけを交換することができます。
このため、屋根全体を交換する必要がなく、修理やメンテナンスが比較的簡単に行えます。
4.美しさと伝統性:瓦屋根は多くの人にとって美しいとされ、建物に独特の魅力を与えます。
また、瓦は古くから使用されてきた伝統的な材料であり、その歴史的な価値もあります。
瓦屋根を維持することで、建物の美しさと伝統性を保つことができます。
これらの理由により、適切なメンテナンスとケアが行われれば、瓦屋根は非常に長持ちします。
瓦の耐久性と修理の容易さが、長期的な屋根の保護と美観の維持に役立つと言えます。
よくお客様から長持ちする屋根にするには
どうすれば良いかという質問があります。
スレート屋根の場合は、定期的な塗り替えです。その他は
定期的な補修修理です。よくある補修の事例は、「棟板金の交換修理」
、「漆喰塗り替え」、「棟瓦の積み直し」、「屋根材のズレや割れ、浮きの直し」
です。これらを行うことにより、屋根の寿命は劇的に伸びて
いきます。
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