スタッフより
ベランダが玄関の屋根も兼ねた構造の住宅をよく見かけます。
日野市W様邸のベランダも玄関の屋根になっており、
雨染みを発見したようなのです。
ベランダ床のトップコートが剥がれ防水層にひび割れが見られました。
ベランダの雨漏り修理は行った事がないとの事で、
こびりついた砂ぼこりやコケなどの汚れを高圧洗浄で掃除します。
ひび割れの補修を行い下塗りをしていきます。
FRPは繊維強化プラスチックなので硬くて強度がありますが、
その反面、下地の伸縮に対応できずに、ひび割れを起こしてしまいます。
築年数が古い木造住宅なのでトップコートは硬いポリエステル系を避け、
5~6年に1度を目安にトップコートの塗布が必要になる事を
ご理解いただいたうえで、今回はウレタン防水で仕上げます。
ウレタン防水は軽量なので住宅に負担をかけずに防水ができます。
また液状のため複雑な場所でも塗装が可能というメリットもあります。
見た目も綺麗になり、梅雨前に心配だった雨漏りも止まったと、
W様に喜んでいただけました。