スタッフより
屋根修理をする時にお客様にお話しを伺うと、
「雨漏りに気付かなかった」と聞く事があります。
雨漏りに気付かない要因は多々あるのですが、
そのうちの1つに自然に乾いて
雨水の侵入に気づくのが遅くなったというケースがあります。
例えばサッシから雨水が侵入したとしても水は垂直に落ちるので、
外壁の内側を伝って防水シートに染み込んで自然に乾くというパターンです。
晴天が続けば雨水が自然に乾くのですが、
梅雨に入って雨降りが続くと、
乾き切らなくなった雨水が目に見える所に出てきて、
初めて雨漏りを認識するのです。
新宿区のM様邸では雨水侵入の発見が遅くなり
クロス内部にカビが発生していました。
カビは温度と湿度の条件が揃えばどこにでも発生します。
お風呂、キッチンだけでなく、
雨漏り後の木材やクロスは特に発生しやすい条件が揃っています。
見た目の汚れにプラスして、
アレルギーや鼻炎を引き起こし人体にも影響があるうえに、
シロアリを呼び寄せ建物にダメージを与えてしまう事もあるのです。
雨漏り後にカビが発生してしまったクロスは、
殺菌、防カビ処理と張り替えの必要があります。
たくさん荷物が詰まった押入れや壁紙の裏など、
普段は見えない所でカビ菌が増え続ければ、
臭いになって現れた時までカビに気づかない事も考えられます。
雨染み跡を発見したら放置せず早めにプロに相談しましょう。