前回に引き続き、破風板についてもう少し詳しくお話させていただきます。
まず、破風板とはお家のこの部分です、お家を風の影響から守ってくれます。
この破風板によく使われているのが木材なのですが、塗装の剥がれや色あせ、劣化が起こりやすいといわれています。木材の性質上、空気中などの湿気や水分を吸収して、膨張しやすくなり、その結果、塗装を押し上げて剥がれてしまうことがあります。
また、5年ごとに塗装をすることが破風板の機能を保つのに理想とされておりますが、毎回足場を立てての工事は費用の面でも大きな負担となります。
その為、現在の新築ではほとんど木材は使用されておらず代わりに窯業系不燃性の破風板が一般的となっています。
破風板の修理には、ガルバリウム鋼板で 既存の木製破風板を覆い包む施工方法が主流となっています。木材のものよりも耐風・耐熱性に優れ、メンテナンスも楽になります。また、見た目にも美しく仕上がります。