スタッフより
少し前までは加湿器をつけっぱなしにしていた。
乾燥が気になり、このような方も多いのではないでしょうか。
ここから先の季節は、今度は湿気が気になりますね。
常に気候を意識して生活していくのが
日本住宅の特徴といえます。
そんな中、品川区のN様から、心配なお話がありました。
きちんとした工務店や会社で建てたしっかりした家。
そうそう雨漏りが起きるとは信じがたい。と思っている。
しかし、ちょっと心配なのでまずは調査をお願いしたい、とのことでした。
やはりN様も、冬には加湿器を2台買い足し、ほぼ1日中使用。
でも、ちょっと壁を触った時に違和感を感じたということなのです。
拝見すると築年数は古いながら、立派なお宅でした。
でも建築時に防蟻処理はしていないと思う との事。
1Fサッシ横の柱の痛みが目立ち、雨水が徐々に染み込んで劣化している様子が見られました。
更によく見ると、サッシ横の柱の痛みは2Fサッシからの雨漏りで、壁内を伝わって1Fまで
進んでいたものだったのです。
早速ご説明後に修理依頼をいただき、工事を始めると、やはりシロアリ被害が発生していました。
シロアリはとても湿気を好みます。日本中どこにでも生息している事もあり、100%
防ぐ事は大変難しいと言えます。しかし、表面ではわからないうちに壁内部で柱や梁を食べ進み
気付いた時には被害が拡大している場合もあるのです。
また、シロアリではないヒメアリが湿気を含む壁内に巣を作ってしまう場合もあり、いきなり
台所から出てきた。なんて事も。
N様のお宅はまずはシロアリを排除する作業を行い、その後防蟻材剤処理、通気と防水を兼ね備
えた処置を施しました。
少しでも気になることがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
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