スタッフより
日本には春夏秋冬の四季があり寒暖差がありますが、
これが建物に大きく影響をおよぼしています。
人はエアコンを使ったり重ね着をするなど防寒対策ができますが、
物言わぬ建物はそういうわけにはいきません。
足立区のY様邸で雨漏りが発生したという事で調査に伺いました。
2階のサッシ付近に雨染みが見られたのですが、
ベランダのトップコートが寒暖差で硬化不良をひきおこしていたのです。
ベランダや屋上は雨漏りのリスクが非常に高い場所です。
屋根の雨音が下階に響くので遮音処理が必要になってきます。
風雨や紫外線の他にも、近くに首都高が通っていたり
電車が通過する振動でクラックが入る場合もあります。
始めは小さかったクラックが、日々の振動で徐々に大きくなったり、
地震で急に広がったりする事もあります。
寒暖差は人間にもこたえますが、
建物も四季の気温差に耐えているのです。
定期的なメンテナンスを行い雨漏りを防ぎましょう。