スタッフより
新宿区のO様邸で雨漏りしているとの事でした。
ガラス窓に面した壁にカビが発生しています。
O様邸には24時間換気システムがついていますが、
ゴーという音が気になるということで、
引越し早々に24時間換気システムのスイッチを切っていたそうです。
さらに換気しないまま灯油ファンヒーターを使用していたとの事でした。
灯油燃焼時には当然水分が発生します。
このような冬を何回か過ごされてきたため、
壁の断熱材が湿ってカビが発生してしまうほど内面が結露してしまったのです。
結露は内部と外部の温度差によって発生し、
窓ガラスなどの表面に付着する現象です。
現在日本の住宅は気密性や断熱性に優れているので
内部と外部の温度差が激しく、
良くいえば外気をシャットアウトするので冬暖かく、
その反面、通気性が悪いとも言えます。
窓ガラスが結露するように壁も結露し、
断熱材が湿ってしまう事もあります。
雨漏りに見えていたのは壁内の結露でした。
O様は24時間換気システムを利用するとともに、
灯油ファンヒーターからパネルヒーターに変えて
なるべく換気を心がけるとおっしゃっていました。
このような対策だけでも、
雨漏りと間違えるくらいに結露した状態は軽減すると思います。