杉並区でサイディング不具合に伴う雨漏り修理 -1-

ご住所
東京都杉並区
ご依頼内容
雨漏り修理
使用材料

スタッフより

杉並区のN様から雨漏りがあるので見て欲しい、との連絡がありました。
N様のお宅は、築18年の2階建ての木造住宅です。
瓦の切妻屋根で軒の出は50cmほどありました。
近年は軒ゼロ住宅ばかりですから、この点は雨漏りがしにくい条件
と言えます。
しかしN様によれば、新築当時から雨漏りがあったものの
当初は大したことがなかったので放置し続けたそうです。
雨漏りが発生したのは、1階の和室でした。障子の鴨居から
水がポタポタと落ちることで気が付いたそうです。
最近はその頻度が上がってきたので、
たまりかねて施工した住宅会社に修理を依頼したそうですが、
シーリング材を充填しただけで、結局雨漏りはおさまらなかった
そうです。
以上の点から、シーリング材充填で改善しないのは、施工上欠陥があるのでは
ないかという予測が立ちました。
外壁のサイディングを目視したところ、かなり老朽化が目立つのが気になりました。
サイディング材が反って横目地の相じゃくりに隙間が生じ、
縦目地のシーリング材には多数の亀裂が入っていました。
さらに2階では、サイディング材とサッシの取り合い部を
埋めるシーリング材に隙間があいていました。
いくつかの部位で散水調査をしたところ、東面2階のサイディング材
とサッシの取り合い部を埋めるシーリング材の隙間が起点であることが
分かりました。この部位に散水すると、わずか数分で1階和室の
敷居が水浸しになったからです。
通常の散水調査による漏水量よりも多かったため、2次防水である
透湿防水シートが機能していないのでは、と思われました。
明日に続きます。

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