スタッフより
今回の大型台風14号は温帯低気圧に変わったという事ですが、
各地で屋根の破損や雨漏り被害の報告をいただいております。
中野区の陸屋根3階建てのD様邸では
数年前から時々雨漏りがあったそうですが、
前回の台風で2階廊下の天井に雨漏りによる染みができていました。
屋根に上がってみると防水層のひび、
剥がれなどの劣化があちこちに見られます。
雨漏りしている2階廊下の天井は1つでも、雨水の入り口は1カ所ではないので、
陸屋根を全面的に防水リフォームを施す事になります。
まず高圧洗浄できれいにし、ひびなどの下地補修をします。
絶縁シートを敷き、改修用のドレンを取付けます。
ウレタン防水を塗り、最後にトップコートを塗って終了です。
パラペットなど笠木の板金も改修し、
数年前から続いた雨漏りは完全に止まりました。
平らな屋根という構造上の陸屋根は勾配のある屋根に比べると水はけが悪く、
たびたび雨漏りの原因に上がって来る場所です。
陸屋根は近頃は疑似キャンプでテントを貼りバーベキューしたり、
太陽光発電のパネルを設置するのに利用したりと、
様々な利用価値がありますが、常に雨風や紫外線にさらされている事から、
異常気象を踏まえて排水防水処理がとても重要になります。
定期点検やメンテナンスをする事で豪雨にも負けない雨漏り対策になります。