スタッフより
なんだか天井にシミがあるように見えるので、雨漏りだと思うので
来ていただけますか?
というご相談をいただいたのは、墨田区のI様からです。
このままではこの梅雨やこれからの台風シーズンで被害が出たら大変。
すぐ来てください。とのご依頼でした。
天井のシミ、イコール雨漏りと考えがちですが、
実は原因が雨漏り以外の場合も少なくありません。
ではそれはどのような場合か。そのあたりを今回ご紹介しようと思います。
それは!
雨漏りのプロでなければ見抜けません。
工務店に相談し、予期せぬ事になる。
なんて事例もありますので、まずは事例を説明いたしますね。
1つは特に冬場、乾燥を防ぐための加湿器の使用によるものです。
湿った蒸気は上昇して天井裏にたまり、カビとなってシミが発生していきます。
見えない場所ですので想像もつかない方も多いでしょう。
コロナ禍の頃から加湿の習慣が増えたので、注意が必要です。
2つ目は小動物の侵入による糞尿の被害から来る場合です。
3つ目は天井材の問題です。
現在ではほとんどの天井材は化粧合板(ラミネート)のものが主で、この化粧合板は
木目のプリントしてあるものを接着剤で貼り合わせた板の事です。
これが劣化してきて、接着剤がシミとなってしまう場合もあります。
雨漏りの専門家は、目視の後に、赤外線カメラを使用したり、水分保有の数値を
専用の機械を使用したりして、本当の原因、対処法をお客様に説明します。
W様の場合、原因は1つ目の過失によるものと判明いたしました。
後日、的確な工事を行いましたので、これからも安心して過ごせる結果となり
ホッとしていらっしゃいました。
お気軽にお問い合わせください。