スタッフより
6月に入り、関東ではいよいよ梅雨入り。
梅雨らしい雨の日が続き、傘が手放せない日々です。
しかし、引き続きコロナの影響か、在宅の多い皆様からは特にたくさんのお問い合わせをいただいています。
お聞きすると、この秋からずっと春まで、特に加湿に気を使っていた。
中には加湿器や、空気清浄機能のついた加湿器をさらに買い足し、
ほとんど1日中付けっ放しで加湿しているとのこと。
そんな中、目黒区のN様から、心配なお話がありました。
きちんとした工務店や会社で建てたしっかりした家。
そうそう雨漏りが起きるとは信じがたい。と思っている。
しかし、ちょっと心配なのでまずは調査をお願いしたい、とのことでした。
やはりN様も加湿器を2台買い足し、ほぼ1日中使用。
でも、ちょっと壁を触った時に違和感を感じたということでした。
拝見すると築年数は古いながら、まさに日本らしい立派なお宅でした。
でも建築時に防蟻処理はしていないと思う との事。
1Fサッシ横の柱の痛みが目立ち、雨水が徐々に染み込んで劣化している様子が見られました。
更によく見ると、サッシ横の柱の痛みは2Fサッシからの雨漏りで、壁内を伝わって1Fまで
進んでいたものだったのです。
早速ご説明後に修理依頼をいただき、工事を始めると、やはりシロアリ被害が発生していました。
シロアリはとても湿気を好みます。日本中どこにでも生息している事もあり、100%
防ぐ事は大変難しいと言えます。しかし、表面ではわからないうちに壁内部で柱や梁を食べ進み
気付いた時には被害が拡大している場合もあるのです。
また、シロアリではないヒメアリが湿気を含む壁内に巣を作ってしまう場合もあり、いきなり
台所から出てきた。なんて事も。
N様のお宅はまずはシロアリを排除する作業を行い、その後防蟻材剤処理、通気と防水を兼ね備
えた処置を施しました。
少しでも気になることがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
お気軽にお問い合わせください。