スタッフより
藤沢市のA様からご相談をいただきました。
この春は風の強い日が多かったので、それなりに我が家を見回り、点検等してみたのですが、
特に被害が見当たらなかった。のですが、
最近も変わらず在宅が多いせいで、家の周りをウロウロすることが多く
以前よりも細かいところまで点検はしている。
けど、さしあたって不具合はないようなのですが、如何せん素人目だと感じている。とのこと。
そして、よくある無料調査 とのことですが、プロの目で となるとどこが違うのでしょう。
まずは具体的に教えて欲しい、とのことでした。
最近はコロナ禍の影響もあり、また安全安心への意識も高まっているので
ご自身でできる限りの点検をする方がかなり多くなって来ています。
私たち屋根の専門家が点検する箇所は
築年数や材質、風向きや環境などハードな面はもちろんのこと
それに伴う過去の事例や、実際のお客さまのライフスタイルからの影響など
経験に基づく判断が大きなポイントとなっています。
そしてご説明後
早速先日、拝見させていただくと陸棟からの雨漏りが発生しているとわかりました。
陸棟とは屋根の一番高い部分で、その上にのし瓦が積まれ、その上に半円の
形をした冠瓦が載せられています。
のし瓦の下部分には漆喰が使用されています。漆喰には防水効果があるので
すが、何かの原因で劣化したり剥がれたりすると雨水が棟の部分に浸透しや
すくなり、それが雨漏りの原因となってしまいます。
しかし、これは屋根のプロでないと見抜けないことなのです。
A様宅は漆喰の劣化部分を調査し補なった事で、雨漏りは無事改善する事が
できました。
そして、例えば今後の災害時にできるメンテナンスや応急処置など
細かくお伝えでき、何より安心していただけました。