スタッフより
今年の春は寒かったり、かといえばいきなり暑い日が続いたり。
と、天候に対する不安を抱く方も多いのではないでしょうか。
毎日の服装に迷っているのと同様に、このような自然環境への興味を持たれる方も多く
ご自宅の環境にもご興味を持つ方やお問い合わせが多くなって来ています。
そんな中
なんだか天井にシミがあるように見えるのですが、
という目黒区のW様から慌てた様子でお電話をいただきました。
このままで梅雨になったら雨漏りかもしれない。
大変、すぐ来てください。とのご依頼でした。
天井のシミ、イコール雨漏りと考えがちですが、
実は原因が雨漏り以外の場合も少なくありません。
ではそれはどのような場合か。そのあたりを今回ご紹介しようと思います。
それは!
雨漏りのプロでなければ見抜けません。
工務店に相談し、予期せぬ事になる。
なんて事例もありますので、まずは事例を説明いたしますね。
1つは特に冬場、乾燥を防ぐための加湿器の使用によるものです。
湿った蒸気は上昇して天井裏にたまり、カビとなってシミが発生していきます。
見えない場所ですので想像もつかない方も多いでしょう。
2つ目は小動物の侵入による糞尿の被害から来る場合です。
3つ目は天井材の問題です。
現在ではほとんどの天井材は化粧合板(ラミネート)のものが主で、この化粧合板は
木目のプリントしてあるものを接着剤で貼り合わせた板の事です。
これが劣化してきて、接着剤がシミとなってしまう場合もあります。
雨漏りの専門家は、目視の後に、赤外線カメラを使用したり、水分保有の数値を
専用の機械を使用したりして、本当の原因、対処法をお客様に説明します。
W様の場合、原因は1つ目の過失によるものと判明いたしました。
後日、的確な工事を行いましたので、これからも安心して過ごせる結果となり
ホッとしていらっしゃいました。
お気軽にお問い合わせください。