スタッフより
世田谷区のU様から雨漏りの連絡がありました。
U様のお宅は木造2階建ての瓦屋根で築13年です。
トップライトがあり、太陽光パネルを設置していました。
雨漏りの場所は2階トイレなのですが、築13年とは思えないほど
被害が大きく、ボードやクロスは剥がれ木部もカビで
真っ黒でした。U様によれば瑕疵担保責任期間中の10年までは
雨漏りはしていなかったのに、その後急激に悪化したとのことです。
実は弊社に依頼される前に他の住宅会社に対応してもらい
外壁塗装などを行ったのですが、改善されなかったとのことでした。
建物の外観は平瓦を用いた軒ゼロのデザインです。
2階トイレの上方にトップライトがあり、その屋根面には
太陽光パネルが設置されています。
2階トイレのサッシまわりは塗装して間もないこともあり、
シーリングの劣化がなく状態は悪くありませんでした。
屋根に上がって確認すると、太陽光パネルを支持している金具周辺
のシーリング部分に異常は見られませんでした。しかし、トップライトと瓦の
高低差を補うエプロンが劣化して一部に亀裂が発生していました。
このエプロン部分に散水してみると、2階トイレのサッシ下の
窓台から漏水が確認できました。
しかし、トップライトのエプロンから瓦下へ浸水してもルーフィング
があり、すぐに漏水するはずはありません。雨漏りのルートを
確認するために今度は小屋裏を点検することにしました。
明日に続きます。