スタッフより
異常気象で台風や竜巻、予期せぬ突風などが発生する回数が年々増えてきたように感じます。
これも地球温暖化で海水温度が上昇し、大気中の水蒸気が増えている事が関係して
台風が強さを増しているという事です。
強風などで屋根材が飛んでしまうと、家屋のダメージという被害と同時に、
飛散した屋根材が近隣の家屋や車を傷つけたり、
周囲の方に怪我をさせてしまうという事にもなりかねません。
屋根が飛ばないようにするためにはどうしたらいいかと、
大田区のS様とご相談していました。
超大型台風のように最大瞬間風速50m以上になってしまうと、
別の話になってくるのですが、
屋根材が飛んでしまう状況は日頃のメンテナンスである程度は防ぐ事ができます。
普段は見えない屋根は劣化や不具合に気づきにくい場所です。
車や電車が近くに通る場合は、日々の振動の積み重ねで
屋根材を留めているネジが緩んでいる事もあります。
また近隣に高層の建物が建った場合は、日照りの様子が変わってきている事もあり、
日陰になっている部分だけカビやコケが繁殖して
屋根にダメージを与えている可能性もあります。
定期的なメンテナンスをしていれば小さな不具合のうちに低コストで修繕が可能です。
今後10年、20年と経過する間に気象状況が変わっていくと同時に、
屋根材も軽度や強度が増していく事に、日々研究が進んでいます。