スタッフより
コロナ禍になってから雨漏り修理のお問い合わせが増えています。
というのも、今まで日常的には使っていなかった部屋をリモートワークで使うようになって、
改めて見てみると雨漏りの染みができていたというご相談が多いのです。
新宿のC様邸でもリモートワークになってから雨漏りを発見したそうです。
雨漏りの入り口は2年前に増築した境目でした。
増築などのリフォームは既存の古い住宅に新しい物体を取り付けるので、
どうしてもその境目の接合部分が弱点になり雨漏りのリスクが高まってしまいます。
現場を見てみると接合部分にコーキング跡が確認できますが、すでに劣化しています。
C様邸ではコーキングの劣化の問題だけではなく、
既存の屋根と増築した新しい屋根にわずかな段差がありました。
このわずかな段差を無いものとして新しい屋根を接合してしまい、
数年経ったのちに境目のコーキングが劣化して雨漏りしたというわけです。
雨漏りトラブルで多いのは、コーキングやシールを頼りすぎる事です。
これではまた数年経ち、劣化した所から雨漏りがするという繰り返しになってしまい、
根本的な解決にはならないのです。
C様邸では屋根の段差をなくして防水層を一体形成し板金の張りかえを行いました。
これで雨漏りは止まりました。