スタッフより
雨染みを天井などに発見した時に雨漏りが発生したと考える方は多いと思いますが、
染みが目に見えた時点でもうすでに雨漏りが始まって時間が経っている事が考えられます。
台風シーズンがやってくるこの9~10月に、
屋根や軒天、破風板などトータルなメンテナンスを考えてみてはいかがでしょうか。
大田区のA様より屋根の裏側に雨染みがあるので見て欲しいとご相談いただきました。
屋根の裏側とおっしゃっていたのは「軒天」と呼ばれており、
ここに雨染みがあるという事は、屋根から雨水が侵入している可能性があります。
軒天だけ修繕して塗装して見た目をよくして欲しいとご要望される事もありますが、
ここまで黒い雨染みがあると、破風板や軒天内部も腐食が進んでいる事が予想できるため、
雨水侵入の原因である屋根や破風板、横樋の調査も必要です。
表面だけを綺麗にしても、原因を直さなければまた雨漏りしてしまうばかりか、
修繕した事で雨水の出口が塞がれて建物内部の雨水による木材の腐食が進み、
別の場所から雨漏りが始まってしまう可能性もあります。
調査を元にA様とご相談の結果、屋根修繕も同時に行う事になりました。