スタッフより
ここ1年半はリモートワークが増え、
在宅時間に片づけをするなど家に目を向ける方が多く、
その時に偶然雨染みを見つけてご相談いただくケースが増えています。
新宿のK様邸でも気付いたら雨漏りしていたとご連絡を受けて、
調査に伺い現場を見させていただきました。
雨水が侵入したと見られる玄関上の庇は勾配が緩いため、
水がうまく流れずにサビが発生していました。
野地板の腐食や釘のサビも見られます。
庇の勾配をとったのち腐食していた野地板を交換しガルバリウム鋼板施工。
屋根の角度はそれぞれの住宅により「急勾配・並勾配・緩勾配」があり、
並勾配は雨漏りのリスクも少なく、選べる屋根材の種類も多い事から、
一般的に多く使われています。
「緩勾配」は雨が排水されにくい事から急勾配・並勾配と比べて雨漏りのリスクが高まります。
「急勾配」は急な傾斜という見た目からも分かるように、
屋根の汚れが流れ落ちるので耐久性が高くなり、雨漏りのリスクが少なくなります。
そのぶん施工の足場が必要になる事や、屋根面積が広くなる事からコストが高くなります。
その特徴的な形からデザイン性で急勾配を選択する事もあります。