スタッフより
今日で11月も終わりです。年末になると何かと忙しくなるので、
今から大掃除に取りかかる方も多いのではないでしょうか。
掃除と一緒に雨漏りチェックもおすすめします。
近年では中古住宅のリフォームが増加していますが、
それにともなって雨漏り被害も増加しているのです。
中野の中古物件をリフォームしたお客様ですが、
暮らし始めて5年ほどで1階に雨漏りが発生しました。
調べてみると2階に位置するベランダ笠木にクギ穴のサビとズレが確認でき、
そこから雨水侵入が確認できました。
笠木とは鳥居や門にも使われている上部の仕上げ材の事です。
ベランダの上部を覆うように施工しており、
防水や防腐には欠かせない大切な部分です。
ベランダは直射日光にさらされているので建物内部より劣化が早いのです。
床からだけでなく、手すりのひび割れやズレからも雨漏りする事を初めて知って、
驚かれる方も多くいらっしゃいます。
新築住宅の場合は引き渡しから10年間の保証が義務づけられていますが、
中古物件の補修のほとんどは、買い手が自分で行う事になります。
見た目が綺麗でも目に見えない内部は厄介で住み始めてから不具合が出てくる事も多いのです。
リフォームが進んでしまうと、現状が分かりにくくなってしまいます。
特に雨漏り、水漏れは購入前にしっかりチェックしましょう。
外からは分からない部分もあるので、雨漏りチェックはプロにおまかせください。
★年内に屋根の葺き替え・屋根改修をご検討のお客様は早目のご連絡をお待ちしております。