今回は屋根のカバー工法についてのお話です。
屋根のカバー工法とは、既存の屋根の上に下処理を
施して新しい屋根材を葺く工法のことで、取り入れる
ことで二つのメリットがあります。
一つは今の屋根をそのままにすることで、既存の屋根材の
撤去および破棄の過程を省略できるため、費用を安価に
押さえることができるという点です。ただし屋根の痛み
具合によっては施工できない場合もありますので、下地材
の破損や腐食、変形などを細かくチェックする必要があります。
もう一つのメリットがカバー工法により屋根の遮断・防音機能が
向上する点です。またガルバリウム鋼板で施工した場合は
屋根全体の重さも瓦屋根と比較すると70~80%軽量化されます。
カバー工法は場合によっては細かい箇所の収め方が難しく、
専門的な知識が必要となりますので、ご検討される際は
私たちとよく話あった上で施工されることをおすすめします。