スタッフより
足立に雨漏り調査に行ってまいりました。
こちらでは数年前から1階の廊下に面した壁が湿っぽく、
最近になって酷くなってきたという事でした。
調査してみると、雨漏りしている頭上にあたるベランダの、
手すり上部に取り付けてある笠木の不具合が確認できました。
手すり部分から雨漏りすると聞いて驚く方は多いと思いますが、
雨漏りの原因は屋根からだけではないのです。
笠木部分も屋根同様、雨水や紫外線にさらされているので、
ここに不具合が生じると手すりから建物内部に雨水が侵入して、
建物の木造部分に悪影響をおよぼしてしまいます。
雨漏り発生に繋がる笠木の不具合は様々です。
笠木上部に留めてあるビスが錆びて周辺に隙間ができ、
雨水が侵入してしまう事があります。
確認してもらったお客様からも、そんな小さな隙間から?と驚かれる事もありますが、
水はどんな小さな隙間でも侵入できるのです。
また笠木が複雑な形をしている場合、そのつなぎ目のシーリングが劣化して
雨水が侵入するケースも多くあります。
笠木は紫外線が直接当たるので、長年メンテナンスをしていない場合、
直射日光によって笠木の変形や反り、歪みから雨漏りが発生してしまう事もあります。
今年のうちに雨漏りの悩みから解放されて、
安心したと喜んでいただけました。
★年内に屋根の葺き替え・屋根改修をご検討のお客様は早目のご連絡をお待ちしております。