スタッフより
霧除けとは霧や雨が入り込まないように出入口や窓などの上部に設ける小さな庇の事で正式には霧除け庇と言います。私たちが改修工事をする事例が比較的多いのが、霧除け部分の屋根の改修です。現場調査の依頼が多く外壁との取り合いから雨漏れがしている場合がほとんどですが、工事部分が小さな個所なので、どこに依頼したらよいものか、費用はどの程度かかるのか思案して腐食してきたり雨漏りが始まって慌ててメールや電話をしてくるお客様が大半ですので今回霧除け屋根の概略の改修費用をお伝えします。
上の写真に有るように開口部の上部に設けるものですから、1間物、1間半物、2間物と長さはいろいろですが1間物を基準に算出してみることにします。出幅は30センチから40センチ位です。一概には言えない部分も有りますが、参考にしていただければと思います。
霧除け屋根1間分改修費(世田谷区Y様邸の場合)
①既存の屋根部分解体撤去・処分(下地野地板及び屋根板金)¥20000-
②防水紙貼り(アスファルトルーフィング)¥5000-
③新規野地板、広小舞(構造用合板)¥20000-
④唐草取り付け(鼻先役物板金)¥20000-
⑤屋根面板金平葺き¥55000-
概略材工、合計¥120000ー
従って2間物の場合は倍の費用と成ります。(板金はガルバリウム鋼板を使用します。)
現場調査は無料で致します。ご連絡下さい。